8月13日、アカウミガメの浜太郎は74歳になりました。

年齢が分かっているアカウミガメとしては世界最高齢！

カレッタにいる誰よりもパイセン！

浜太郎は1950年に生まれました。

当時はウミガメについてほとんど情報がない時代。

日和佐中学校の生徒はウミガメの生態研究に励んでおり、その時に孵化させたうちの一匹の子ガメが浜太郎でした。

生徒たちは必死で試行錯誤しながら浜太郎を育て、その後もたくさんの人に引き継がれ大事に飼育されてきました。

やがて日和佐町はウミガメ硏究発祥の地となり浜太郎はその歴史を身をもって伝えてくれています。

日和佐をウミガメの町したという壮大なエピソードを持つウミガメはおそらく浜太郎だけでしょう。

毎日飼育業務をしていてカメたちから得ることはたくさんありますが、浜太郎からは特別なものを教わっている気がします。

今年も元気に記録更新をしてくれました！

誕生日がやってくるたびに、浜太郎の子ガメ時代はどんな感じだったんだろう？

と考えてしまいます。