リクガメの食事②
飼育員
前回の「リクガメの食事」の続きです。
カメたちは、毎日こちらが用意したエサを都合よく食べてくれるわけではありません。
体調が悪そうではないのに、数日同じエサが続くと食べないカメもいます。
他で飼育されているカメたちの事情とは異なるかもしれませんが、日替わりメニューにした方が食いつきがいいような気がします。
なのでカレッタではなるべくエサのメニューをローテーションさせ、毎回3〜5品目あげています。
そしてたまに季節の果物を頂くこともあるので、栄養バランスが崩れない範囲内であればオヤツに色んなものをあげています。
私たち人間も、オヤツやたまに食べられる美味しいものが嬉しかったりそれが刺激になったりする時がありますよね?
カメも同じです。そして普段と違うニオイや食感などの変化は、小さなことですが淡々となりがちな生活の刺激となります。
リクガメは食べる前に鼻を押し当ててニオイを嗅ぎます。個体によっては、「これは甘くて美味しそう!!」と、好みの食べ物だと判明した時には鼻息が聞こえるくらい荒くなります。
ちなみに、草食傾向が強い淡水のカメにも同じように色々あげています。